ワタミの宅食ダイレクトとメディカルフードサービス（健康うちごはん）を徹底比較
ワタミの宅食ダイレクトとメディカルフードサービス（健康うちごはん）の冷凍宅配弁当は、どちらも人気の冷凍弁当サービスを提供しています。
ワタミの宅食ダイレクトは、常温弁当の宅配サービスでNo.1のシェアを持つワタミが運営しています。管理栄養士が塩分やカロリーに注意して考案した”冷凍惣菜”を、465円〜という低価格で提供しています。
一方で、メディカルフードサービスではカロリーや塩分、糖質、たんぱく質などが管理された制限食を提供しています。「食事制限が必要だけれども、どうすればよいかわからない」とお困りの方にマッチする冷凍弁当です。
どちらを選ぶかで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで当メディアでは、両方を実食して比較しました。
当メディアのおすすめはメディカルフードサービス(健康うちごはん)
ワタミの宅食ダイレクト
時間がない方に向けて、結論からお話します。ワタミの宅食ダイレクトとメディカルフードサービスを比較した結果は……筆者のおすすめは、メディカルフードサービスです。
ワタミの宅食ダイレクトはよりコスパ志向が強いサービスです。メディカルフードサービスより一食あたりの料金が安く済みます。メニューは和食が中心で、若干ではありますが薄味に感じます。
メディカルフードサービス
一方で、メディカルフードサービス（健康うちごはん）ではカロリー制限食、タンパク制限食、やわらか食など、ニーズに応じたコースが選べます。
ちなみに、味について個人的な感想としては、若干ではありますがメディカルフードサービス（健康うちごはん）が優勢です。よりお出汁の味や素材の旨みが感じられました。
メディカルフードサービスはワタミの宅食ダイレクトよりも高いですがその分味が良いです。「味は値段に比例する」という事実があります。
とはいえ、ワタミの宅食ダイレクトがまずいわけではなく「良い意味で普通」です。メニューも「豚の生姜焼き」「照り焼きチキン」などオーソドックスなものが中心です。
デイリーに利用する宅食として、コスト面も見逃すことはできませんよね。
料金を表で比較します。
| サービス | メニュー選択肢 | 料金 | 送料 | 一食あたり |
|---|---|---|---|---|
| ワタミの宅食ダイレクト | 7食・10食・14食・20食 | いつでも三菜 おまかせセット（7食） 3,821円 |
本州・四国・九州 800円（税込）、北海道 1,100円（税込）、沖縄 2,200円（税込） | 465円〜 |
| いつでも五菜 おまかせセット（7食） 4,586円 |
566円〜 | |||
| メディカルフードサービス（健康うちごはん） | 4食・6食・7食・8食・10食・12食・14食 | バリューシリーズ MFSヘルシー食 6食4,428円～ |
無料 | 686円〜 |
料金面では、ワタミの宅食ダイレクトが安いです。ワタミの宅食ダイレクトはコスパ重視のサービスと感じました。
ただ、メディカルフードサービス（健康うちごはん）が高いというわけではありません。
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おすすめの宅食3選
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三ツ星ファーム |
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| 冷凍宅食サービスで人気No.1。糖質が30g以下、塩分が2.5g以下で栄養バランスが取れている | ごろごろ野菜、ジューシーなお肉、新鮮な魚をていねいに調理した豊富なメニューが魅力。味の評判が高い。 | 常温弁当の宅配サービスでNo.1のシェア。コースは少ないが抜群のコスパ。5菜は350kcal基準で食べ応えあり。 |
| 特設Webサイトから申し込みで合計3,000円OFFクーポン（1,000円OFF×3回）が利用可能 | 「お試しプラン」初回限定で14食セットが58％オフ。さらに、期間限定で2回目以降もずっと39％オフ | 「お試しコース」三菜が3,900円、五菜が4,900円（一食当たりの価格は三菜：390円、五菜：488円） |
| 一食あたり：499～698円 | 一食あたり：680円〜896円 | 一食あたり：360円〜488円 |
| 三ツ星ファームの評判 | ワタミの宅食ダイレクトの評判 | |
| 公式サイト | 公式サイト |
当メディアでおすすめしている宅食サービスです。
当サイト「ミールショップPRO」では、さまざまなおすすめの宅食をランキング形式でご紹介しています。
最新の’宅配弁当（宅食）’事情や選び方を知りたい方は「宅食おすすめ比較ランキング」をまず先にチェックしておきましょう。
※↑クリックできます
また、ジャンルごとに一人暮らし向けの宅配弁当、高齢者向けの宅配弁当、減塩食の宅配弁当、高級な宅配弁当などのランキングもご紹介しています。
宅食サービスの利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
美味しさ
| ワタミの宅食ダイレクト | メディカルフードサービス（健康うちごはん） |
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どちらも管理栄養士が監修しており、美味しさに定評があります。ただし、味の好みは主観的なものなので、個人の好みによる部分もあります。
筆者個人の主観でいくと、若干ではありますがメディカルフードサービス（健康うちごはん）が優勢です。健康食なので正直期待していなかったのですが、悪くないです。薄味ながらも素材やだしの味を活かした味付けで、健康食の中では上位と言える味わいですね。
とはいえ、ワタミの宅食ダイレクトも一食364円〜という低価格の割には健闘しており、決してまずいわけではありません。奇をてらったメニューではなく、オーソドックスなメニューが多いです。これにより、老若男女問わず多くの人が楽しめる味に仕上がっています。
ただし、一般的すぎる味付けに満足できない人もいるかもしれません。
加熱調理のしやすさ
また、電子レンジによる加熱調節については、どちらも簡単で互角です。パッケージに指定された時間だけチンすれば、温めムラもなく美味しく食べられました。
ただし、どちらも解凍後のお弁当がやや水っぽくなることもありました。これは冷凍弁当の宿命と言えます。
メニュー数
ワタミの宅食ダイレクトは取り扱いメニュー数に関する記載がありませんでした。ただ、いつでも三菜、いつでも五菜など4コースがあります。
メディカルフードサービス（健康うちごはん）は1コースにつき70種類以上とどちらも豊富なメニューを提供しています。好みや栄養バランスに合わせて選べるので、バラエティ豊かな食事が楽しめます。
ただし、販売中止、商品切り替えなどで注文時に稼働していないメニューなどもあるので、実際に選べるメニューは少し減ります。
新メニューの追加頻度も互角です。
| ワタミの宅食ダイレクト | メディカルフードサービス（健康うちごはん） |
| 不明だが豊富 新メニュー追加頻度：不明 |
70種類以上 新メニュー追加頻度：不明 |
どちらもメニュー数が多いのは良いのですが、たまに「うーん。」というメニューがあるのも正直なところです。その点については、両者ともメニューが指定できないので、少し困ります。（食べられない食材を主菜メニューから除いてもらうことは可能）
とはいえ、ハズレがあるのはどこの会社の冷凍弁当も同じです。
カロリー
ダイエット中の方にとってはカロリーも重要なポイント。1食あたりのカロリーを比較してみましょう。どちらも栄養バランスを考慮した低カロリーメニューが用意されています。
| ワタミの宅食ダイレクト | メディカルフードサービス（健康うちごはん） |
| 平均カロリー約250kcal （いつでも三菜） |
平均カロリー約260kcal （バランス健康食） |
| 平均カロリー約350kcal （いつでも五菜） |
ワタミの宅食ダイレクト…「平均250Kcal」(いつでも三菜)、「平均350Kcal」(いつでも五菜)とカロリー基準が決まっていることが特徴です。カロリーを気にせずに自由に食べたい方は最適です。
メディカルフードサービス（健康うちごはん）…「平均260Kcal」(バランス健康食)という低カロリーが特徴で、カロリーを気にせずに自由に選びたい方は最適です。
ちなみに、実際に両者を食した感想としては、満腹感はほぼ互角でした。
料金
料金については、具体的なプランや注文数によって異なります。どちらもコストを考慮して選べるプランが用意されています。
| ワタミの宅食ダイレクト 健康バランス |
メディカルフードサービス（健康うちごはん） MFSバランス健康食 |
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|---|---|---|
| 1食あたり料金 | 食：546円/1食 10食：465円/1食 |
食：753円/1食 7食：734円/1食 8食：720円/1食 10食：700円/1食 |
| 最安値 | 465円 (10食〜) | 686円 (14食〜) |
ワタミの宅食ダイレクトは様々なコースが用意されており、それぞれ料金が異なります。当記事では、ベーシックな「いつでも三菜」の料金をご紹介しています。
メディカルフードサービスはベーシックな「MFSバランス健康食」の料金をご紹介しています。
一食あたりの料金が安いのはワタミの宅食ダイレクトです。ワタミの宅食ダイレクトは約465円、メディカルフードサービス（健康うちごはん）は約686円です。
送料
送料については、ワタミの宅食ダイレクトは本州・四国・九州 800円（税込）、北海道 1,100円（税込）、沖縄 2,200円（税込）です。
一方で、メディカルフードサービスは定期購入なら送料無料です。送料を含めた実質の料金がかなり安くなります。
添加物
ワタミの宅食ダイレクトは、ホームページでは添加物に関する記載が確認できませんでした。届いたお弁当のパッケージを参照したところ、ph調整剤・保存料・酸味料・漂白剤などが使われています。
同様に、メディカルフードサービス（健康うちごはん）も他社と比較した場合少なめです。ph調整剤・保存料・酸味料・漂白剤などが使われています。ただし、冷凍商品を調理する段階では、保存料などの添加物は使われていません。
どちらも、コンビニの揚げ物などに含まれるトランス脂肪を含むショートニングなど、危険視されるものは含まれていません。そのため、どちらも過剰に警戒する必要はありません。
また、少しでも危険性が懸念される添加物については不使用です。
容器について
容器のサイズに注目してみましょう。
ワタミの宅食ダイレクト「いつでも三菜」の容器サイズは縦約17.6cm×横約13.6cm×高さ約2.6cmです。
小さくて保管しやすいですが、その分ボリュームは控えめです。
一方で、メディカルフードサービスの容器サイズは縦17cm×横21cm×高さ3cmです。
ワタミの宅食ダイレクトとメディカルフードサービス（健康うちごはん）のおすすめポイント
ワタミの宅食ダイレクト
「ワタミの宅食ダイレクト」は、株式会社ワタミが提供する宅食サービス。
ワタミは日本の企業で、主に外食産業を展開しています。その中でも、広く知られている居酒屋チェーン「和民（わたみ）」を運営しています。
実は外食産業だけでなく、常温弁当の宅配サービスでもNo.1のシェア*¹を誇っています。
管理栄養士が塩分やカロリーに注意して考案した”冷凍惣菜”を、宅配便で自宅まで配達。買い物や料理の手間を省きたい時、家族の食事の準備が煩わしい時、急な外出がある時にも便利です。
冷蔵のお弁当宅配でNo.1*²の豊富な経験と実績を活かした、便利で美味しい冷凍のおかずを楽しむことができます。
※2 出典「外食産業マーケティング便覧2011〜2020」（株式会社富士経済調べ）
| ◎良い評判サマリ | ✕悪い評判サマリ |
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味に関しては普通です。安心感のある味付けですが、意外性や驚きは少なかったですね。メニューもオーソドックスなので食べやすいです。老若男女問わず多くの人が楽しめる味に仕上がっています。
あとは、黒いプラスチック容器も含めて、見た目が地味です。開けた瞬間にパッと美味しそう！という印象はあまりないですね。
ただ、コスパは他社に比べて良いので、シンプルに「楽をしたい」「安いけどそこそこ美味しい宅食が良い」というニーズにマッチします。
ちなみに「いつでも三彩」はかなり量が控えめで、ご飯を足しても物足りないです。ですので、何か他の惣菜に足すようなイメージで利用すると良いでしょう。ワタミの宅食ダイレクトだけで済ませたいなら「いつでも五彩」が最適です。
また、和食メニューが中心なので、「食べ慣れたメニューが良い」という方にもマッチします。
メディカルフードサービス（健康うちごはん）の特徴
MFS（メディカルフードサービス）は、医療・介護食の専門メーカーが手がける健康管理食宅配サービスです。食事療法や介護食を必要とする方々に向けて、正確な計量調理にこだわった「健康うちごはん（1食666円～）」を提供しています。代表商品の「やわらかシリーズ MFSやわらか食」は、”バナナでもつぶせる次世代介護食”としてメディアでも話題になっています。
栄養バランスを考慮した健康的な食事を目指して開発された冷凍弁当で、「シニア向け」のイメージもありますが、健康な方、若い方が召し上がっても問題ありません。
外食やコンビニ弁当等で塩分の取りすぎが心配な方や、他社の宅食で「味が濃い」「塩分が多すぎる」と感じた方が選ぶ宅食としても支持されています。
- メディカルフードサービス
- 塩分控えめだけど美味しい
- ダシの香りや素材の味が楽しめる
- 栄養士監修の食事がお手軽に利用できる
- 柔らかく嚥下に優しい
メディカルフードサービスは、コースが多いので好みの弁当を選ぶことができます。
低糖質・タンパク制限・低カロリー・低塩分・やわらか食と、それぞれにメニューが用意されています。
栄養価が高く、ニーズに合った食事を簡単に摂ることができるので、健康に気を遣っている方はメディカルフードサービスが良いですね。
＼栄養士への無料相談ができる！／
⇧実際に筆者がメディカルフードサービスを食べた感想を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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