メディカルフードサービスとシェフボックスを徹底比較
メディカルフードサービスとシェフボックス（DELIPICKS）の冷凍宅配弁当は、どちらも人気の冷凍弁当サービスを提供しています。どちらを選ぶかで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
メディカルフードサービスは、医療食・介護食専門メーカーが提供しており、現在では300箇所以上の病院や介護施設で利用されています。そのため、健康志向の方におすすめできる宅配冷凍弁当です。
一方で、シェフボックスはシェフ監修の美味しいフレンチが手軽に味わえる冷凍弁で、とにかく味を重視したい方におすすめです。
そこで当メディアでは、両方を実食して比較しました。
結論は…何を求めるか？で変わる
時間がない方に向けて、結論からお話します。メディカルフードサービスとシェフボックスを比較した結果は……
結論としては、両者は特徴が大きく異なりますので、何を求めるか？で結果が変わります。
シェフボックス（DELIPICKS）は、「美味しいフレンチを手軽に楽しみたい。」という方に向けたサービスです。味は良いですが、価格は正直言ってちょっと高めです。
一方で、メディカルフードサービスはより健康志向が強いサービスで、カロリー制限食、タンパク制限食、やわらか食など、ニーズに応じたコースが選べます。メニューは和食が中心で、若干ではありますが薄味に感じます。コスパ面では、シェフボックスより一食あたりの料金が安く済みます。
ちなみに、味について、個人的にはシェフボックスが美味しく感じました。「普段食べないような、おしゃれで工夫された料理」が食べられます。
一方で、メディカルフードサービスは一般的なメニューが中心です。安心できるラインナップですが驚きはありません。
とはいえ、シェフボックスがフレンチ、メディカルフードサービスが和食中心のメニュー構成なので、直接に比較するのは難しいと言えます。
デイリーに利用する宅食として、コスト面も見逃すことはできませんよね。
料金（6食分）を表で比較します。
| サービス | メニュー選択肢 | 料金 | 送料 | 一食あたり |
|---|---|---|---|---|
| メディカルフードサービス | 4食・6食・7食・8食・10食・12食・14食 | バリューシリーズ MFSヘルシー食 6食4,428円～ |
無料 | 686円〜 |
| シェフボックス | 4食、6食、10食 | 6食プラン 定期 5,119円 |
1,089〜1,386円 （地域による） |
787〜1,069円 |
料金面ではほぼ互角、ややシェフボックスの方が高めという印象です。
また、メディカルフードサービスは送料無料なのが強みの一つです。そのため、送料を含めた実質の一食あたりの料金はメディカルフードサービスの方が安く済みますね。
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美味しさ
| メディカルフードサービス | シェフボックス(DELIPICKS) |
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どちらも管理栄養士が監修しており、美味しさに定評があります。ただし、味の好みは主観的なものなので、個人の好みによる部分もあります。
筆者個人の主観でいくと、シェフボックスが優勢です。「普段食べないような、おしゃれで工夫されたフレンチ」料理が美味しいのと、やや塩味が濃いめなのでより「ご飯が進む」と感じました。
とはいえ、メディカルフードサービスも和食中心の宅食の中では、美味しい部類に入ります。どちらも十分に美味しいと言えるでしょう。
どんなメニューを求めるのか？で評価が変わると思います。
加熱調理のしやすさ
また、電子レンジによる加熱調節については、どちらも簡単で互角です。パッケージに指定された時間だけチンすれば、温めムラもなく美味しく食べられました。
ただし、シェフボックスは解凍後のお弁当がやや水っぽくなることもありました。これは冷凍弁当の宿命と言えます。
メニュー数
メディカルフードサービスは1コースにつき70種類以上のメニューが用意されており、また6コースがあります。
シェフボックスは100種類以上とどちらも豊富なメニューを提供しています。好みや栄養バランスに合わせて選べるので、バラエティ豊かな食事が楽しめます。
ただし、販売中止、商品切り替えなどで注文時に稼働していないメニューなどもあるので、実際に選べるメニューは少し減ります。
新メニューの追加頻度も互角です。
| メディカルフードサービス | シェフボックス |
| 40種類以上 新メニュー追加頻度：不明 |
100種類以上 新メニュー毎月更新 |
どちらもメニュー数が多いのは良いのですが、たまに「うーん。」というメニューがあるのも正直なところです。その点については、何度も注文しているうちにコツを掴む感じです。
とはいえ、ハズレがあるのはどこの会社の冷凍弁当も同じです。
カロリー
ダイエット中の方にとってはカロリーも重要なポイント。1食あたりのカロリーを比較してみましょう。どちらも栄養バランスを考慮した低カロリーメニューが用意されています。
| メディカルフードサービス | シェフボックス |
| 平均カロリー約260kcal （バランス健康食） |
167kcal〜477kcal |
メディカルフードサービス…「平均260Kcal」(バランス健康食)という低カロリーが特徴で、カロリーを気にせずに自由に選びたい方は最適です。
シェフボックス…選ぶメニューによってカロリーが前後します。ハンバーグやコロッケなどガッツリ系は400Kcalを超えることも。
1番カロリーが低いメニューが「白身魚の蒸し焼き 魚介香るマッシュルームのソースと共に」で167kcal。1番カロリーが高いメニューが「豚のローストジンジャーソース」で、477kcalでした。
そのため、ボリュームを重視する場合はシェフボックスがおすすめ。
シェフボックスではカロリーコントロールはしにくいですが、一方で、お腹いっぱいになりたい時は高カロリーの弁当を選ぶことができる、という利点があります。
ちなみに、実際に両者を食した感想としては、満腹感はほぼ互角、メニューによってはやはりシェフボックスに軍配があがるという印象でした。
料金
料金については、具体的なプランや注文数によって異なります。どちらもコストを考慮して選べるプランが用意されています。
| メディカルフードサービス MFSバランス健康食 |
シェフボックス（DELIPICKS） おかずのみ |
|
|---|---|---|
| 1食あたり料金 | 食：753円/1食 7食：734円/1食 8食：720円/1食 10食：700円/1食 |
6食…853円 8食…809円 10食…787円 |
| 最安値 | 686円 (14食〜) | 787円 (10食定期) |
メディカルフードサービスは様々なコースが用意されており、それぞれ料金が異なります。当記事では、ベーシックな「MFSバランス健康食」の料金をご紹介しています。
一食あたりの料金が安いのはメディカルフードサービスです。10食プランの場合、メディカルフードサービスは約686円、シェフボックスは約787円です。
送料
送料については、メディカルフードサービスは送料無料です。一方で、シェフボックスは1,089〜1,386円（地域による）です。
メディカルフードサービスはお弁当自体が安いだけでなく、送料も安いため、コストパフォーマンスに優れています。
添加物
メディカルフードサービスは、ホームページでは添加物に関する記載が確認できませんでした。届いたお弁当のパッケージを参照したところ、ph調整剤・保存料・酸味料・漂白剤などが使われています。ただし、冷凍商品を調理する段階では、保存料などの添加物は使われていません。
同様に、シェフボックスの添加物はph調整剤・保存料・酸味料・漂白剤、酸化防止剤などが含まれています。
しかし、コンビニの揚げ物などに含まれるトランス脂肪を含むショートニングなど、危険視されるものは含まれていません。そのため、どちらも過剰に警戒する必要はありません。
また、少しでも危険性が懸念される添加物については不使用です。
容器について
容器のサイズに注目してみましょう。シェフボックスは、「長方形」に近い箱型です。
美味しく安全に食べるためには、どちらのサービスも冷凍保存が必要です。
シェフボックスは箱が薄くて、収納しやすいです。
縦17.4cm× 横14.4cm × 高さ2.5cm
一方で、メディカルフードサービスの容器サイズは縦17cm×横21cm×高さ3cmです。
シェフボックスに比べるとちょっと大きめです。
メディカルフードサービスとシェフボックスのおすすめポイント
- メディカルフードサービス
- 糖質制限や減塩など、ニーズに応じたコースが選べる
- 低カロリーで減量にも最適
- 味付けは薄味で自然
- コスト面も気にしたい
メディカルフードサービスは、コースが多いので好みの弁当を選ぶことができます。
低糖質・タンパク制限・低カロリー・低塩分・やわらか食と、それぞれにメニューが用意されています。
栄養価が高く、ニーズに合った食事を簡単に摂ることができるので、健康に気を遣っている方はメディカルフードサービスが良いですね。
また、和食メニューが中心なので、「食べ慣れたメニューが良い」という方にもマッチします。
- シェフボックス（DELIPICKS）
- 味が良いので、酒のアテにも◎
- 野菜がたっぷりでコスパが良い
- 外食に負けない味がする
- DELIPICKSになって、副菜が進化した
- ライバルよりも副菜が美味しい
シェフボックスの方が、若干ではありますが味付けは濃いめに感じました。チーズ等も普通にしょっぱく、「本当に減塩なの？」と感じるほどです。とはいえ濃すぎるというわけもなく、ちょうど良い塩梅です。
おいしさについては本当に甲乙つけ難く、どちらも普通に美味しいです。
総合的に選ぶ際には、自身の目標や好みに合わせてメニューやプランを比較検討し、どちらが自分に合っているかを確認すると良いでしょう。
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おすすめの宅食3選
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三ツ星ファーム |
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|---|---|---|
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| 冷凍宅食サービスで人気No.1。糖質が30g以下、塩分が2.5g以下で栄養バランスが取れている | ごろごろ野菜、ジューシーなお肉、新鮮な魚をていねいに調理した豊富なメニューが魅力。味の評判が高い。 | 常温弁当の宅配サービスでNo.1のシェア。コースは少ないが抜群のコスパ。5菜は350kcal基準で食べ応えあり。 |
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| 一食あたり：499～698円 | 一食あたり：680円〜896円 | 一食あたり：360円〜488円 |
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メディカルフードサービスの特徴
MFS（メディカルフードサービス）は、医療・介護食の専門メーカーが手がける健康管理食宅配サービスです。食事療法や介護食を必要とする方々に向けて、正確な計量調理にこだわった「健康うちごはん（1食666円～）」を提供しています。代表商品の「やわらかシリーズ MFSやわらか食」は、”バナナでもつぶせる次世代介護食”としてメディアでも話題になっています。
栄養バランスを考慮した健康的な食事を目指して開発された冷凍弁当で、「シニア向け」のイメージもありますが、健康な方、若い方が召し上がっても問題ありません。
外食やコンビニ弁当等で塩分の取りすぎが心配な方や、他社の宅食で「味が濃い」「塩分が多すぎる」と感じた方が選ぶ宅食としても支持されています。
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⇧実際に筆者がメディカルフードサービスを食べた感想を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
シェフボックス（DELIPICKS）の特徴
CHEFBOX（シェフボックス）は、株式会社DELIPICKSが運営する宅食です。
CHEFBOX（シェフボックス）は、ミシュラン星付きレストランを経験したシェフが手がける食事宅配・宅食サービスです。150種類以上のメニューから、あなたの好みに合わせてお料理をセレクトし、冷凍でお届けします。たった1分の質問に答えるだけで、自分に最適な料理が見つかります。
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