ワタミの宅食ダイレクトとシェフボックスを徹底比較
ワタミの宅食ダイレクトとシェフボックス(DELIPICKS)の冷凍宅配弁当は、どちらも人気の冷凍弁当サービスを提供しています。どちらを選ぶかで悩まれている方も多いのではないでしょうか。
ワタミの宅食ダイレクトは、常温弁当の宅配サービスでNo.1のシェア*¹を持つワタミが運営しています。管理栄養士が塩分やカロリーに注意して考案した”冷凍惣菜”を、465円〜という低価格で提供しています。
一方で、シェフボックスはシェフ監修の美味しいフレンチが手軽に味わえる冷凍弁で、とにかく味を重視したい方におすすめです。
そこで当メディアでは、両方を実食して比較しました。
結論は…何を求めるか?で変わる
時間がない方に向けて、結論からお話します。ワタミの宅食ダイレクトとシェフボックスを比較した結果は……
両者は特徴が大きく異なりますので、何を求めるか?で結果が変わります。
シェフボックス(DELIPICKS)は、「美味しいフレンチを手軽に楽しみたい。」という方に向けたサービスです。味は良いですが、価格は正直言ってちょっと高めです。
一方で、ワタミの宅食ダイレクトはよりコスパ志向が強いサービスです。シェフボックスより一食あたりの料金が300円も安く済みます。メニューは和食が中心で、若干ではありますが薄味に感じます。
ちなみに、味については筆者の個人的な感想になってしまいますが、シェフボックスが断然美味しいです。「味は値段に比例する」という事実があります。
とはいえ、ワタミの宅食ダイレクトがまずいわけではなく「良い意味で普通」です。メニューも「豚の生姜焼き」「照り焼きチキン」などオーソドックスなものが中心です。
ただし、シェフボックスがフレンチ中心、ワタミの宅食ダイレクトが和食中心のメニュー構成なので、直接に比較するのは難しいと言えます。
デイリーに利用する宅食として、コスト面も見逃すことはできませんよね。
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美味しさ
ワタミの宅食ダイレクト | シェフボックス(DELIPICKS) |
どちらも管理栄養士が監修しており、美味しさに定評があります。ただし、味の好みは主観的なものなので、個人の好みによる部分もあります。
筆者個人の主観でいくと、シェフボックス(DELIPICKS)が優勢です。
「普段食べないような、おしゃれで工夫されたフレンチ」料理が美味しいのと、やや塩味が濃いめなのでより「ご飯が進む」と感じました。
一方で、ワタミの宅食ダイレクトは奇をてらったメニューではなく、オーソドックスなメニューが多いです。これにより、老若男女問わず多くの人が楽しめる味に仕上がっています。
ただし、一般的すぎる味付けに満足できない人もいるかもしれません。
どんなメニューを求めるのか?で評価が変わると思います。
加熱調理のしやすさ
また、電子レンジによる加熱調節については、どちらも簡単で互角です。パッケージに指定された時間だけチンすれば、温めムラもなく美味しく食べられました。
ただし、どちらも解凍後のお弁当がやや水っぽくなることもありました。これは冷凍弁当の宿命と言えます。
メニュー数
ワタミの宅食ダイレクトは取り扱いメニュー数に関する記載がありませんでした。ただ、いつでも三菜、いつでも五菜など4コースがあります。
シェフボックスは100種類以上でどちらも豊富なメニューを提供しています。好みや栄養バランスに合わせて選べるので、バラエティ豊かな食事が楽しめます。
ただし、販売中止、商品切り替えなどで注文時に稼働していないメニューなどもあるので、実際に選べるメニューは少し減ります。
ワタミの宅食ダイレクト | シェフボックス |
不明だが豊富 新メニュー追加頻度:不明 |
100種類以上 新メニュー毎月更新 |
どちらもメニュー数が多いのは良いのですが、たまに「うーん。」というメニューがあるのも正直なところです。その点については、何度も注文しているうちにコツを掴む感じです。
とはいえ、ハズレがあるのはどこの会社の冷凍弁当も同じです。
カロリー
ダイエット中の方にとってはカロリーも重要なポイント。1食あたりのカロリーを比較してみましょう。どちらも栄養バランスを考慮した低カロリーメニューが用意されています。
ワタミの宅食ダイレクト | シェフボックス |
平均カロリー約250kcal (いつでも三菜)平均カロリー約350kcal (いつでも五菜) |
167kcal〜477kcal |
ワタミの宅食ダイレクト…「平均250Kcal」(いつでも三菜)、「平均350Kcal」(いつでも五菜)とカロリー基準が決まっていることが特徴で、カロリーを気にせずに自由に選びたい方は最適です。
シェフボックス…選ぶメニューによってカロリーが前後します。ハンバーグやコロッケなどガッツリ系は400Kcalを超えることも。
1番カロリーが低いメニューが「白身魚の蒸し焼き 魚介香るマッシュルームのソースと共に」で167kcal。1番カロリーが高いメニューが「豚のローストジンジャーソース」で、477kcalでした。
そのため、ボリュームを重視する場合はシェフボックスがおすすめ。
シェフボックスではカロリーコントロールはしにくいですが、一方で、お腹いっぱいになりたい時は高カロリーの弁当を選ぶことができる、という利点があります。
ちなみに、実際に両者を食した感想としては、満腹感はほぼ互角、メニューによってはやはりシェフボックスに軍配があがるという印象でした。
料金
料金については、具体的なプランや注文数によって異なります。どちらもコストを考慮して選べるプランが用意されています。
ワタミの宅食ダイレクト いつでも三菜 |
シェフボックス(DELIPICKS) おかずのみ |
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1食あたり料金 | 10食:465円/1食 |
食:546円/1食6食…853円 8食…809円 10食…787円 |
最安値 | 465円 (10食〜) | 787円 (10食定期) |
ワタミの宅食ダイレクトは様々なコースが用意されており、それぞれ料金が異なります。当記事では、ベーシックな「いつでも三菜」の料金をご紹介しています。
一食あたりの料金が安いのはワタミの宅食ダイレクトです。10食プランの場合、ワタミの宅食ダイレクトは約465円、シェフボックスは約787円です。
300円以上の差がありますね。ですが、シェフボックスは味が良いので、金額に見合った品質になっています。
送料
送料については、ワタミの宅食ダイレクトは本州・四国・九州 800円(税込)、北海道 1,100円(税込)、沖縄 2,200円(税込)です。一方で、シェフボックスは1,089〜1,386円(地域による)です。
どちらもほぼ互角と言えます。ただ、シェフボックスは1万円以上お買い上げで送料無料になります。そのため、まとめ買いをする場合はシェフボックスが優位です。
添加物
ワタミの宅食ダイレクトは、ホームページでは添加物に関する記載が確認できませんでした。届いたお弁当のパッケージを参照したところ、ph調整剤・保存料・酸味料・漂白剤などが使われています。
同様に、シェフボックスの添加物はph調整剤・保存料・酸味料・漂白剤、酸化防止剤などが含まれています。
しかし、いずれもコンビニの揚げ物などに含まれるトランス脂肪を含むショートニングなど、危険視されるものは含まれていません。そのため、どちらも過剰に警戒する必要はありません。
また、少しでも危険性が懸念される添加物については不使用です。
容器について
容器のサイズに注目してみましょう。シェフボックスは、「長方形」に近い箱型です。
美味しく安全に食べるためには、どちらのサービスも冷凍保存が必要です。
シェフボックスは箱が薄くて、収納しやすいです。
縦17.4cm× 横14.4cm × 高さ2.5cm
一方で、ワタミの宅食ダイレクトの容器サイズは縦約17.6cm×横約13.6cm×高さ約2.6cmです。
ほぼ同じぐらいのサイズ感です。
ただし、シェフボックス(DELIPICKS)が捨てやすい紙容器なのに対して、ワタミの宅食ダイレクトはプラスチック容器です。
ワタミの宅食ダイレクトとシェフボックスのおすすめポイント
- ワタミの宅食ダイレクト
- メニューは定番・王道が中心
- 低カロリーで減量にも最適
- 味付けは薄味で自然
- コスト面も気にしたい
まず、味に関しては普通です。安心感のある味付けですが、意外性や驚きは少なかったですね。メニューもオーソドックスなので食べやすいです。
あとは、黒いプラスチック容器も含めて、見た目が地味です。開けた瞬間にパッと美味しそう!という印象はあまりないですね。
ただ、コスパは他社に比べて良いので、シンプルに「楽をしたい」「安いけどそこそこ美味しい宅食が良い」というニーズにマッチします。
ちなみに「いつでも三彩」はかなり量が控えめで、ご飯を足しても物足りないです。ですので、何か他の惣菜に足すようなイメージで利用すると良いでしょう。ワタミの宅食ダイレクトだけで済ませたいなら「いつでも五彩」が最適です。
また、和食メニューが中心なので、「食べ慣れたメニューが良い」という方にもマッチします。
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※送料無料
- シェフボックス(DELIPICKS)
- 味が良いので、酒のアテにも◎
- 野菜がたっぷりでコスパが良い
- 外食に負けない味がする
- DELIPICKSになって、副菜が進化した
- ライバルよりも副菜が美味しい
筆者は各社の宅食を実食していますが「かなり美味しい部類である」と言えます。エスニックなど新しい食体験ができますし、副菜まで全部美味しいです。
流石に出来立てのレストラン料理にはかないませんが、コンビニ弁当よりは間違いなく美味しいですね。
また、シェフボックスの方が、若干ではありますが味付けは濃いめに感じました。とはいえ濃すぎるというわけもなく、ちょうど良い塩梅です。
特に「減塩」と謳っているわけではありませんが、弁当に記載されている塩分量は2g〜3gと少なめです。(コンビニ弁当の塩分平均量は約4.5g)
また、糖質は30g以下に調整されているので、健康面も配慮されています。
価格は度外視していいから、とにかく美味しい冷凍弁当が食べたい!というユーザーに向いているサービスと言えますね。
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おすすめの宅食3選
三ツ星ファーム |
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冷凍宅食サービスで人気No.1。糖質が30g以下、塩分が2.5g以下で栄養バランスが取れている | ごろごろ野菜、ジューシーなお肉、新鮮な魚をていねいに調理した豊富なメニューが魅力。味の評判が高い。 | 常温弁当の宅配サービスでNo.1のシェア。コースは少ないが抜群のコスパ。5菜は350kcal基準で食べ応えあり。 |
特設Webサイトから申し込みで合計3,000円OFFクーポン(1,000円OFF×3回)が利用可能 | 「お試しプラン」初回限定で14食セットが58%オフ。さらに、期間限定で2回目以降もずっと39%オフ | 「お試しコース」三菜が3,900円、五菜が4,900円(一食当たりの価格は三菜:390円、五菜:488円) |
一食あたり:499~698円 | 一食あたり:680円〜896円 | 一食あたり:360円〜488円 |
三ツ星ファームの評判 | ワタミの宅食ダイレクトの評判 | |
公式サイト | 公式サイト |
当メディアでおすすめしている宅食サービスです。
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ワタミの宅食ダイレクトの特徴
出典:ワタミ公式
「ワタミの宅食ダイレクト」は、株式会社ワタミが提供する宅食サービス。
ワタミは日本の企業で、主に外食産業を展開しています。その中でも、広く知られている居酒屋チェーン「和民(わたみ)」を運営しています。
実は外食産業だけでなく、常温弁当の宅配サービスでもNo.1のシェア*¹を誇っています。
管理栄養士が塩分やカロリーに注意して考案した”冷凍惣菜”を、宅配便で自宅まで配達。買い物や料理の手間を省きたい時、家族の食事の準備が煩わしい時、急な外出がある時にも便利です。
冷蔵のお弁当宅配でNo.1*²の豊富な経験と実績を活かした、便利で美味しい冷凍のおかずを楽しむことができます。
※2 出典「外食産業マーケティング便覧2011〜2020」(株式会社富士経済調べ)
◎良い評判サマリ | ✕悪い評判サマリ |
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ワタミの宅食ダイレクトは、宅配弁当最大手の一つとして、一般的に良い評判が多く見られます。
その最大の特徴は、奇をてらったメニューではなく、オーソドックスなメニューが多いことです。これにより、老若男女問わず多くの人が楽しめる味に仕上がっています。
465円〜というコスパの良さも見逃せませんね。
⇧実際に筆者がワタミの宅食ダイレクトを食べた感想を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
シェフボックス(DELIPICKS)の特徴
CHEFBOX(シェフボックス)は、ミシュラン星付きレストランを経験したシェフが手がける食事宅配・宅食サービスです。150種類以上のメニューから、あなたの好みに合わせてお料理をセレクトし、冷凍でお届けします。たった1分の質問に答えるだけで、自分に最適な料理が見つかります。
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◎良い評判サマリ | ✕悪い評判サマリ |
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⇧実際に筆者がCHEFBOXを食べた感想を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
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