宅食が冷凍庫に入らない時の対処法まとめ
冷凍宅食サービスを利用する場合、冷凍庫に空きを作る必要があります。
しかし、「冷凍庫がパンパン…整理しても少ししかスペースが用意できない。」という状態の方も多いかと思います。
そこで当記事では、冷凍庫に冷凍弁当を納めるための方法を解説します。
冷凍庫の中身を断捨離する
冷凍庫の不要物を見直すことがもっとも効果的です。
冷凍庫は「長期間保存できる」という特徴があるため、不要な食材が溜まりがちです。
冷凍庫の中身を一度全て出し、「本当に必要か?」という視点で整理してみてください。以下のようなものが貴重な冷凍スペースを占めていませんか?
- いつか使うと思っているもの
- 長いこと使っていないもの
- 入れていたことすら忘れていたもの
- 何個も入っている保冷剤
我が家では、古い冷凍ほうれん草や職場でもらってきた惣菜などを捨てた結果、冷凍庫全体の1/3のスペースを確保できました。
冷凍弁当をジップロックに移す
冷凍弁当専用の「セカンド冷凍庫」を購入する
おすすめなのが、冷凍弁当専用の「セカンド冷凍庫」を購入することです。
容量を選ぶ
セカンド冷凍庫として選択肢に上がりやすいサイズとしては、だいたい30Lクラスから60Lクラスのものが多いです。
30Lクラスのもので、冷凍宅食弁当がざっと12〜15個程度収納できます。60Lクラスでその倍です。お弁当のサイズ感にもよりますので、だいたいの目安として考えてください。
~50L未満サイズ…買い物カゴ約1個~軽めに2個分の容量
必要に応じてサイズを選ぶと良いですね。
直冷式かファン式か
冷凍庫を選ぶ際には、直冷式とファン式の2種類があります。
直冷式は初期費用が安く抑えられるメリットがあります。ただし、定期的に霜取りを行う必要があります。
霜取りの手間を省きたい方には、庫内に霜が付きにくいファン式がおすすめです。
ただし、30Lクラスの小型冷凍庫ですと直冷式のタイプがほとんどです。
横開きか、上開きか
冷凍庫のドアの開閉方式は、使い勝手や設置場所に応じて考慮する必要があります。一般的に、小型冷凍庫では前開き式と上開き式が主流です。また、引き出し式も一部で利用されています。
頻繁に出し入れする場合は、前開き式や引き出し式が便利です。これらの方式は庫内を見渡しやすく、スムーズに取り出せます。特に前開き式は収納力も高く、整理整頓に向いています。
一方、場所を取らずに設置したい場合は、上開き式が最適です。ドアを開けるスペースを確保する必要がなく、コンパクトな空間にも適しています。また、上開き式は冷気漏れが少なく、中身を効果的に冷やせるため、業務用途にも向いています。
レンタルもできる
冷凍庫の価格は容量によって異なりますが、1万円台から購入できるものがあります。
さらに、月数百円で冷凍庫をレンタルできるサービスも提供されています。
例えば「多忙なので一時的にまとめ買いしたい」といった場合は、レンタルを検討するのも良いでしょう。
小型冷蔵庫・冷凍庫のレンタル一覧はこちらからご確認ください。
おすすめの宅食用セカンド冷凍庫 30Lクラス
置き場所に限りがある場合や、個人用として使うのであれば30Lクラスで十分なサイズ感です。
アイリスオーヤマ PF-A31FD
アイリスオーヤマの冷凍庫PF-A31FDは、冷蔵と冷凍の切り替えが可能で温度も調整でき、動作音が静かです。
28デシベルの音量は、木の葉が触れ合う音や深夜の住宅街程度で、寝室に置いても睡眠を妨げることはなさそうです。冷却が早く、たくさんの食材を入れても十分に冷えます。
アイリスオーヤマPF-A31FDの冷凍機能は、レビューでも最高水準と評されています。
MAXZEN | 冷凍庫 | JR031ML01WH
MAXZEN(マクスゼン)はエクスプライス株式会社のプライベートブランドで、大手メーカーの一世代前の技術を基に、必要な機能に絞り込むことで低価格化を実現したジェネリック家電を販売しています。
温度調節が可能なので、冷蔵庫としても使え、コンパクトで使いやすいサイズ感も魅力です。また、インテリアに馴染むデザインが特徴で、高さを調整できる調節脚が付いており、本体を水平に保って転倒やガタつきを防止します。
YAMAZEN 冷凍庫 YF-WU30(W)
筆者が購入したのは、YAMAZEN 冷凍庫 YF-WU30(W)。30Lの冷凍庫・冷蔵庫として使える製品です。聞いたこともない中国メーカーの冷凍庫よりも信頼性があることが決め手でした。動作音も気にならないレベルで静かですし、おすすめです。
メインの冷蔵庫の上に「セカンド冷凍庫」として設置しています。
冷凍弁当が12個〜15個程度入ります。
おすすめの宅食用セカンド冷凍庫 60L〜クラス
アイリスオーヤマ IUSD-6B
60Lの容量なので、宅食会社によっては冷凍弁当専用となる場合もありますが、家庭での利用にリーズナブルで使いやすい仕様です。
庫内の温度が安定していると、運転音も静かで気になりません。耐熱トップテーブルを備えているため、電子レンジを置けるのが便利です。三段引き出し構造で、取り外しが簡単なため、清掃も簡単です。
ただし、製品の仕様上、ドアの開閉に若干力が必要ですが、冷気の逃げにくさを考慮すれば我慢できる範囲です。注意すべき点は、自動霜取り機能がないため、霜が付いた場合には40度くらいのおしぼりで拭き取る必要があります。
アイリスオーヤマ ICSD-6A
ランニングコストを抑えつつ上質な冷凍庫をお探しの方におすすめの製品がこちら。容量は63L。
上開きドアの仕様なので、霜取りは必要ですが、アイリスオーヤマ製なので初期不良は保証の対象です。
ただし、食品の取り出しが前開きドアよりも少し手間がかかるため、宅食などを保管する場合はバスケットなどの工夫が必要です。
一人暮らしには少々大きいかもしれませんが、家族で利用する場合は宅食以外の食料品も収納できるので便利です。
筆者としては、上開きはやはり取り出しにくいということで見送りです。
アレジア AR-BD120
ファン式の自動霜取り機能付きで、前開きドアタイプの冷凍庫。内容積は107Lと広めで、宅食以外の食品もストックできます。
4段棚タイプで整理しやすく、収納内容が一目でわかります。ただし、ファン式は直冷式に比べて電気代が高くなる傾向があり、動作音が気になる方もいるかもしれません。ランニングコストを抑えることよりも利便性を重視する方におすすめです。
ポータブル冷凍庫を使う
アウトドアでも利用できるポータブル冷凍庫を利用するという方法もあります。
キャンプやアウトドアによく出かける、という方は兼用ができるのでおすすめできる方法です。
ただし、同じ容量ですと、据え置き型の冷凍庫に比べると予算はやや高めになります。だいたい、30Lクラスのもので3万円ぐらいが目安となります。
一方で、家庭用の据え置き型であれば1万円台から見つかりますので、用途に応じて選ぶと良いですね。
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